野球肩を改善するために必要な知識と治療方法のまとめ

野球肩

肩の痛みをごまかしながら野球を続けていませんか?

野球肩になるとボールを投げるときに肩が痛いだけではなく、投げるのが怖くなって全力投球ができなくなります。それでも練習をつづけると、無意識に痛みをかばって投げているうちに、その投げ方がクセになってしまい、ついには本来の投げ方を忘れてしまいます。

 

そうなると痛みをとるだけではなく、投げ方の修正もしないといけないので、改善に時間がかかるようになります。ですから、肩に痛みを感じたときは、できるだけ早い段階で治療をすることが大切です。

 

「でも野球をやっていれば、多少、肩や肘が痛くなるのは仕方がないことなんじゃないの? できるなら練習や試合は休みたくないし・・・。投げ方が良くないことは分かるけど、すぐに良いフォームが身につくわけじゃない。練習を休んだり、インナーを鍛えながらうまく付き合っていくしかないんじゃ・・・」

 

と、おっしゃりたい気持ちはよく分かります。

 

しかし、実のところ、多くの選手や指導者による

  • 野球肩は治るのに時間がかかる
  • 痛みと付き合いながら練習を続けていくしかない
  • 野球をやっていれば肩が痛くなるのは誰もが通る道
  • 休みながらうまく痛みと付き合っていくしかない
  • 整形外科で適切な処置をして、リハビリ。その後は、インナーを鍛えたり、フォーム修正するのが早期改善の近道

というような認識は間違いです。

 

実際、野球肩は痛みを感じてから、すぐに正しい対処をすれば、きちんと改善していきます。もちろん、症状の程度や本人の治療歴、トレーニング歴、練習を休めるかどうかによって、治りの早い遅いはありますが、長年付き合ってきた野球肩でも改善させていくことが可能です。それは、全力投球しても全く痛くないし、投げる恐怖も、再発の心配もないという状態のことを言います。

 

参考として、これまで当院で施術を受けた患者さんの声を掲載します。

患者さんの声

野球肩 患者さんの声1

 

野球肩 患者さんの声2

 

野球肩 患者さんの声5

野球肩はどのような症状なのか?

「野球肩」といっても、症状は人それぞれです。

  • 指からボールが離れる瞬間が痛い
  • ボールを持って投げたときだけ痛い。(シャドウピッチングなら大丈夫)
  • キャッチボールは大丈夫だけど、全力で投げると痛い
  • 練習中は痛くないけど、練習が終わったあと痛くなる
  • 肩の関節の奥の方が痛い。押すと痛い。
  • 肩甲骨を寄せると内側が痛い
  • 腕を上げるだけでも痛いときがある
  • 腕を振り上げた時に痛い(トップの位置)
  • 痛みはないけど、手が上がらなくなって、力が入らなくなる
  • 肩が抜けたような感じがすると共にシビレが出る
  • 投げ始めは痛いけど、投げていると痛みがなくなる

 などが挙げられ、人によって、肩の前、後ろ、外側、関節の中の方が痛むなど、場所も程度もそれぞれ違います。

 

さらに、症状がひどくなると、シャドーピッチングでも痛かったり、腕を上げるだけでも痛くなったり、日常生活での簡単な動きでも支障が出てきます。

 

そして、病院などへ行くと「投げすぎ」とか、「練習のしすぎ」と言われる場合がほとんどです。

 

野球は、同じフォームで投げる動作が圧倒的に多くなります。特にピッチャーになるとほとんど同じ動作の繰り返しです。そうなると、同じ場所の筋肉ばかりが使われることになり、当然、そこに故障が起きやすくなります。

 

けれども、同じチームで、同じ練習をしているのにも関わらず、肩が痛くなる子と痛くならない子がいます。
また、同じピッチャーでも肩が痛くなる人と、ならない人がいるのはなぜでしょうか?

 

もし、現在あなたの肩の痛みがなかなか改善していないとしたら、それには大きく分けて3つの理由があります。野球肩の正しい原因と正しい治療方法を知り、1日も早く、思いっきりボールが投げられるようにしていきましょう!そして、痛くなる前より、もっといい状態で野球が楽しめるようにしましょう!

野球肩が治らない理由①野球肩の原因に対する認識の間違い

野球肩はレントゲンやMRIを撮っても、原因が分からない場合もあり、お医者さんは、単に「投げ過ぎ(オーバーユース)」とか「練習のしすぎ」と診断します。そして、「休んで様子を見てください」と言われる方も多いと思います。

 

まずは、野球肩の正しい原因を理解していきましょう。

出典:http://zuyo.jugem.jp/?cid=43

肩の痛みが起こる理由は、筋肉が関係しています。 肩関節は、360度動かせる自由度の高い関節で、本来なら、肩関節周りのたくさんの筋肉がきちんと伸び縮みしてボールを投げるのですが、何らかの理由でこれらの筋肉が十分に伸び縮み出来なくなり、肩の可動域が狭くなっている状態で、無理に投げる動きが繰り返されることで痛みが起きます。

 

ですから、肩のレントゲンやMRIを撮っても、痛みの原因である筋肉の状態までは映らないため原因不明と言われることもあります。野球肩の改善のためには、筋肉の状態を柔軟にして、肩関節の可動域を広くする必要があるのです。

 

また、「関節唇が損傷しているから手術が必要と言われた」というケースの患者さんが来られたこともあります。

 

レントゲンに関節唇の損傷が見られたり、骨棘ができているのが確認されると、手術が必要と診断されることがありますが、中には苦し紛れに根拠のない診断をされる場合もあるようです。

 

実際に損傷が見られて手術が必要と診断をされていたとしても、それが痛みの原因ではなかったケースの方が多く、体に対して適切な働きかけをすれば、痛みは軽減していきます。(過去どうしても変化が見られなかったケースとして、FMT整体に来院する前にすでに手術を受けて、腱を短くしていたりすると、痛みから回復したあとも違和感が残りつづけることがあります)

「インナーマッスルが弱いから痛い」という思い込み

肩に痛みがあると、「筋肉が弱いから」、「インナーマッスルが弱いから」と考えられることが多く、肩回りの筋肉を鍛えるような指導が行われます。実は、これが認識の間違いなのです。

 

肩の動きは、関節を安定させる役目である内側の筋肉(インナーマッスル)と、実際の動きを作り出す役目である外側の筋肉(アウターマッスル)が、うまくバランスをとりながら行われていますが、インナーマッスルが弱くなると、関節の正しい位置やバランスがくずれ、骨同士がぶつかったり、繰り返し負担がかかって、痛みが起きると言われます。

 

そこで、インナーマッスルを鍛えるために、体幹トレーニングなどを行って治そうとするのですが、トレー二ングをやって痛みが改善しない人が多いです。なぜ、思うように改善しないのでしょうか?

 

それは、インナーマッスルだけを鍛えているつもりでも、アウターマッスルも一緒に鍛えていることが多いからです。鍛えている行為は、筋肉を縮める動きの繰り返しで、筋肉が硬くなり、結果的に肩関節の可動域を狭くしているので、改善につながっていないのです。

 

体幹トレーニング自体が悪いということではありません。効果的に行えば、パフォーマンスアップにつながるでしょう。しかし、痛みがあるうちは、筋力を付けて強くするのではなく、まずは柔軟にして本来の動きを取り戻すことが、痛み改善のために大切なのです。

肩だけが原因ではない

強くて速いボールを投げようとすると、どうしても末端の指先に力を込めてしまいますが、実は、これも手や腕全体の筋肉の緊張につながり、腕を支える肩の筋肉に大きな負担がかかってしまいます。

これは、手で一本の硬い棒を振る場合と、しなる釣り竿を振る場合を想像してみてください。持っている手を肩に例えて考えると、手にかかる力は、硬い棒の方が強くなります。腕や手に力を込めて硬くすることが、余計な負担を肩にかけ続けているということです。

 

また、野球肩の患者さんの多くは、股関節を含めて下半身の筋肉が硬い傾向にあります。このために、上半身だけで無理に力を出そうとしている投球動作が身に付いており、その結果、肩の筋肉に繰り返し負担をかけている状態だと考えられます。

 

このように、野球肩の改善には、肩関節だけに対処するのではなく、筋肉の使い方を見直したり、全身を診ていかなければ、痛みは完全にとりきれないのです。

 

野球肩が治らない理由②野球肩の原因に対する治療法の間違い

野球肩の痛みにも必ず原因があります。症状を引き起こしている原因が分かり、適切な治療方法が行われれば、野球肩は予防することも、短期で改善することも可能です。それなのに、何か月も、何年も、野球肩の症状が良くならないのであれば、その治療方法が間違っている可能性があります。

 

FMT整体では、現在の症状やこれまで、どのような治療を行ってきたのか、その詳細をお聞きし、記録していますが、それらをまとめると、

(1)アイシング、湿布、スプレー式鎮痛消炎剤
(2)低周波、トップラー波などの電気治療器による治療
(3)ストレッチ
(4)理学療法マッサージほか、マッサージ
(5)超音波による治療
(6)痛み止めの注射
(7)ゴムチューブでのインナートレーニング
(8)筋力アップのためのトレーニング
(9)手術

などが挙げられます。 私たちは、これらの治療方法を否定しているわけではありません。しかし、現在このような治療方法、あるいはアドバイスを受けていて、あまり効果が出ていないなら、方法を変えてみる必要があると思います。

現在の治療方法で治らない理由

中でも当たり前のように行われているアイシングは、治療という観点においては、ふさわしくないと考えています。一時的に痛みが楽になることはあると思います。しかし、これは、肩の症状が良くなっているのではなく、筋肉が冷やされたことによって、神経の伝達や血液の流れを悪くして、本来感じるはずの痛みを感じにくくさせているだけなのです。そのようなことを繰り返し行っているほど、体の反応は鈍くなり、ますます体が持っている治癒力が働かなくなり、治りづらくなるのです。

 

また、筋肉を柔らかくするためにマッサージ、指圧、干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院で行う電気治療)、ストレッチを行って、改善されていれば問題ありませんが、痛みを我慢しながら行うようなマッサージや電気治療、ストレッチは一時的に効いている気がしても、強い刺激で筋肉の組織が壊れてしまうこともあります。

 

すると体は、その壊れた組織を回復する際に、再び壊さないように、と筋肉をどんどん強く硬くしていきます。ですから、痛みを我慢してマッサージやストレッチを繰り返してきた患者さんほど、筋肉の緊張が強くなっており、改善しづらくなっていることが分かっています。特に痛みのある状態の筋肉に対しての強いマッサージやストレッチはおススメできません。

 

筋肉を柔らかくしようと思ったら、筋肉の組織などを壊さないように、緊張が起きないように働きかけをして、柔軟にしていく必要があるのです。

 

そのため、原因は理解していても、その原因に対しての治療方法が間違っていると痛みが改善しないのです。

 

また、一度良くなったと思っても練習を再開すると痛みが戻ってしまう患者さんもいます。これは、何故でしょうか?その理由を次にお話ししていきます。

 

野球肩が治らない理由③「痛くない=治った」の間違い

これまで、FMT整体に来院された患者さんの中には、痛みが改善されたと思っても、強く投げると痛みが出てしまう、と言われる方も多いです。

これには理由があります。それは、肩に負担がかかるような体の使い方、動きのクセなどの習慣が残っているからです。今の体の状態は、これまでの習慣の積み重ねでできています。こうした体や筋肉の使い方が同じである限り、根本的な肩の痛みの解決にはつながっていかない可能性があります。

 

ですから、痛くない=治ったというのは間違いなのです。

 

では、一体どうしたら根本的な解決ができるのでしょうか
FMT整体が多くの野球肩の患者さんを診てきた中で、野球肩の症状を根本的に解消していくための考え方をご紹介します。

 

野球肩を改善するための3つの治療方法

これまでお話ししてきたことを踏まえて、野球肩は正しい原因を理解して、その原因に対して適切な治療をして、再発が起きないような体作りができればきちんと改善します。

 

FMT整体では、野球肩に対して具体的に以下のような施術を行っています。

 

①肩周辺の筋肉を柔らかくする

肩の動きに関係する筋肉を柔らかくしていきます。緊張している(硬くなっている)筋肉は、強い刺激を与えると、さらに緊張が強くなってしまうので、、痛まない(緊張が起きない)範囲で働きかけをして柔軟にしていきます。

 

②下半身からのつながりも含めて、体全体の筋肉を柔らかくする

ボールを投げる動作は、肩や腕だけで行っているものではなく、胸や背中、腰など、上半身や下半身の筋肉までもが連動しています。肩の痛みがある方は、体全体のしなやかさが失われていることが多く、特に股関節や足首などを含めた下半身の筋肉が硬くなっています。

 

体の土台である下半身の硬さが、肩関節の動きを制限してしまうことで、肩の負担につながります。実際、野球肩の患者さんのお尻や太ももの筋肉を緩めただけで、肩の可動域が改善するケースもあります。下半身から生み出された力を指先まで伝えるためには、体がしなるような動きが理想です。

 

また、シャドーピッチングでは痛くないのに、ボールを持って投げたときだけ痛い場合もよくあるケースです。それは、ボールを持ったときにだけ使われる筋肉のどこかに原因がある可能性があります。

 

このように、患者さんごとの体の状態を診ながら、原因と思われる部位にも施術の範囲を広げていきます。優しい施術で体全体の筋肉などの組織を柔らかくし、関節本来の動きを取り戻すお手伝いをしていきます。

 

③再発防止の方法や自分でできるセルフケアを伝えます

野球肩の痛みが軽減されてきたら、ご自身でできるセルフケアもお伝えしていきます。セルフケアを行いながら、施術を受けることで、より回復しやすくなります。

また、必要に応じて、練習環境、練習方法、姿勢や投球フォームなども具体的にアドバイスしていきます。体の柔軟性が取り戻されると、筋肉が硬くなっていたことで起きていた動きの制限やクセなども修正されて、その人に合った本来の体の動きに戻っていくため、練習を休んでいたにもかかわらず、パフォーマンスアップする選手も少なくありません。

 

野球肩の回復を妨げる要因

また、監督やコーチ、学校の先生方の認識不足も、野球肩を治りにくいものにさせています。

 

野球をしていれば多少肩が痛くなるのは当たり前

・根性でなんとかなる。みんなそこを通ってたくましくなる

・肩が弱いから痛めるんだ。肩を鍛えろ。もっと走り込んで足腰を鍛えろ。

 

さらには、一番の理解者であるはずのご両親までもが、

 

練習をサボリたいから言っているだけで、本当は痛くないんじゃないか

・お父さんが学生の頃はもっと厳しい練習をしてきたけれど、多少の痛みで根をあげることなんかなかった。うちの子は根性がないんじゃないか

 

と考えておられるケースが後を絶ちません。けれども、これらは野球肩に対する全体像が見えないことから来る全くの誤解です。ですから、野球肩を改善するためにも原因を正しく理解して、正しい努力をしていくことが大切です。 

保護者の方へ
すごく心配だと思います…

肩の痛みは本人にとっても、お父さん、お母さんにとってもすごく心配だと思います。目に見える外傷があるわけではないので、なかなか他人に痛みを理解してもらえないこともストレスになるでしょう。

 

ですから、野球肩は、早期に治さないといけません。

 

痛みをがまんしつづけると、痛みをかばった投げ方が身についてしまいます。そうなると痛みだけではなく、身についてしまったかばった投げ方まで修正していかねばなりません。

 

練習できない期間が長引くと、野球に対する気持ちも失われてしまいます。

 

早ければ早いほうが回復までの時間もかかりません。大丈夫です。一緒に良くしていきましょう。
まずは、1人で悩んでいないで私たちに相談してください。

矢印

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