鵞足炎の完治に必要な知識と治療方法

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鵞足炎

鵞足炎は、原因に対して正しい治療をおこなえば、早期に回復する症状です

「病院や接骨院に行っても良くならないんです。いつまでも休んでいるわけにはいかないし。痛くても、うまく付き合いながら練習をした方がいいと思います」と鵞足炎が良くならないからと言って諦めていませんか?

 

実は、鵞足炎は、原因に対して正しい治療をおこなえば、早期に回復する症状です。

 

しかし、現代の医学では鵞足炎の原因と有効な治療法がまだ見つかっていないため、病院や治療院で行われている方法は効果を検証されていないものも多く、本来なら早期に改善するはずの鵞足炎を長引かせてしまっているのです。

 

このページでは、ジャンプしても、全力疾走しても痛くないし、再発の心配もないところまで鵞足炎を完治のために必要な原因や適切な治療方法について順番にお話ししていきます。

 

参考までに、これから紹介する方法で鵞足炎を改善した患者さんからのお手紙を載せておきます。

 患者さんからのお手紙

 

鵞足炎 患者さんからのお手紙2

 

鵞足炎とはどのような症状なのか?

鵞足炎になってしまうと

  • 膝の内側が痛い
  • 膝の内側に腫れを感じる
  • 階段の上り下りで膝が痛い
  • 膝の内側を押すと痛みがある

など運動はもちろん、生活でも痛みが出てしまうのが特徴です。

 

一般的には、膝の屈伸を繰り返すことにより、「鵞足」がスネの骨の内側でこすれて炎症を起こし、痛むので、長距離ランナーなどに多い症状です。また、X脚の方も、体の構造上、すねの骨との摩擦が起こりやすいため、発症しやすいと言われています。

 

鵞足炎が治らない理由①鵞足炎の原因に対する認識の間違い

病院や接骨院では「使いすぎや走りすぎ」「X脚だから仕方がない」と言われ、ひとまずシップを出されて様子を見てくださいと言われてしまう方は少なくありません。

 

しかし、実際には、長距離ランナーでも鵞足炎になる人と、ならない方がいます。さらには、X脚の方でも鵞足炎にならないケースは多くあります。

 

これらにはきちんと理由があります。これから1つ1つ説明していきますので、まずは、鵞足炎の痛みのメカニズムから見ていきましょう。

 

鵞足炎の痛みのメカニズム

以下の画像をみてください。

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膝の内側の、縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はくきん)、半腱様筋(はんけんようきん)が腱となって膝の内側で脛骨の上部に付着している部分を「鵞足」といいます。

 

一般的には、この鵞足部が、膝の屈伸を繰り返すことによってスネの骨の内側にこすれて炎症を起こし痛む疾患だと言われています。しかし、実はまだ鵞足炎が起こるメカニズムは、西洋医学でもまだ解明されていません。

 

しかし、私たちが多くの鵞足炎の患者さんを見てくる中で考える原因は、単純にスネの骨にこすれて炎症をおこしてるだけではなく、どうやらランニングやひざの曲げ伸ばしを繰り返すうちに、太ももの筋肉が硬く緊張して、3つの筋肉が付着している部分が引っ張られて痛みが起きるようです。

 

つまり、鵞足炎の原因は、ひざの内側の筋肉が付着している部分を引っ張るほど硬くなってしまった「筋肉」なのです。

 

「でも、鵞足炎について調べると、X脚が原因という話が良く出てきます。原因ではないんですか?」と思われる方もいるかもしれません。

 

次は、X脚について説明していきます。

X脚だから鵞足炎になってしまうという認識の間違い

FMT整体に来られる患者さんの中にはX脚の方もいらっしゃいますが、全員が鵞足炎というわけではありません。

 

体の骨は、筋肉によって動いています。つまり、筋肉が伸びたり、縮むことで、骨が動き、体の動作が作られています。X脚は、骨の構造に異常があるのではなく、太ももの内側の筋肉などが硬くなり骨を引っ張っている状態があるためX脚になってしまうのです。

 

X脚だとしても、筋肉にある程度の柔軟性があれば、痛みはでないのですが、筋肉が硬くなっていると動作をした時にひざにねじれや関節の動きの悪さを起こして、結果的に痛みが起きやすくなります。これを「X脚だから痛みをおこす」と言われることがあるのです。

 

ですから、X脚だとしても十分な筋肉の柔軟性を取り戻すことができれば、動作時に痛みが出ることはありません。また、骨盤周りや太ももなどの筋肉を柔軟にしていくことでX脚そのものもその人にあった本来の状態に戻っていきます。

 

ここまでの説明をまとめると、鵞足炎の痛みは、筋肉が硬くなっていることで、ひざの内側を引っ張り痛みが起きている。X脚の方であっても、筋肉の柔軟性が保たれていれば、痛みはおきないため、鵞足炎の痛みを改善するためには、筋肉を柔らかくすることが大切です。

 

「でも、確かに病院や接骨院で筋肉が硬いからストレッチをして、太ももやひざの周りの筋肉を柔らかくしなさいと言われました。でも、一向に良くなりません。」という方もいらっしゃると思います。

 

これらの治療で良くならないのは、筋肉を柔らかくする方法に問題があったのです。

鵞足炎が治らない理由鵞足炎に対する治療方法の間違い

FMT整体では鵞足炎で来院された患者さんから、今まで行なった治療方法を聞いています。それらの治療方法をまとめると、

 

(1)サポーター

(2)干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気治療)

(3)マッサージ、指圧

(4)湿布、痛み止め、ステロイド注射

(6)アイシング(患部を冷やす)

(7)ストレッチ

(9)テーピング、包帯固定

(10)手術

 

などが挙げられます。私たちも、上記の治療方法を否定しているわけではありません。しかし、実際に上記の治療をしていても改善しない方がFMT整体には多く来院されています。

 

現在の治療では良くならない理由

一般的には、筋肉を柔らかくするためには、ストレッチやマッサージをおこないます。もちろん、ストレッチやマッサージが有効なケースもありますが、痛みを伴うような強い刺激を筋肉に与えてしまうと、逆効果になってしまいます。

 

無理やり引き延ばしたり、ぐいぐい押したりするとなんとなく効いているような気がします。けれども、強い刺激を筋肉に加えると、筋肉の緊張を引き起こし、かえって筋肉が硬くなってしまいます。

 

さらには、強すぎる刺激によって、体の組織がダメージを受けてしまうことだってあり得ます。ダメージを受けた組織は、修復過程で、体を強くしようとします。筋肉がさらに硬くなってしまうのです。

 

そのため、安易にマッサージやストレッチで鵞足炎を良くしようとすることはおススメできません。筋肉の緊張を起こさず、筋肉を柔らかくする方法がベストなのです。

湿布・アイシングについて

次に、湿布やアイシング(患部を冷やす)をすることで、少し楽になったと感じることもあるかもしれません。けれども、湿布やアイシングで楽に感じるのは一時的なものです。筋肉の状態は硬いままなので、鵞足炎の痛みは根本的に良くなりません。

 

また、体を冷やし過ぎることで血流が悪くなり、回復に必要な酸素や栄養素が届きにくなってしまいます。意外かもしれませんが、湿布やアイシングを使いすぎている方ほど、治りが悪いのです。

 

つまり、原因は理解していても、その原因に対しての治療方法が間違っていると痛みが改善しないのです。

 

また、一度、良くなったと思っても練習を再開すると痛みが戻ってしまう患者さんもいます。これは、なぜでしょうか?その理由を次にお話ししていきます。

 

鵞足炎が治らない理由「痛くない=治った」の間違い

FMT整体に来られた鵞足炎の方の中には「痛みがなくなったと思って、練習をしたら、また痛くなってしまったんです・・・」と言われる方がいました。

 

これは、鵞足炎が治ったわけではなく、痛みを感じなくなっただけで鵞足炎を引き起こしてしまう要因が解消されていないことが考えられます。

 

ですから、痛くない=治ったというのは間違いです。

 

では、一体どうしたら根本的な解決ができるのでしょうか?FMT整体が多くの鵞足炎患者さんを見てきた中で、鵞足炎を根本的に解消していくための考え方をご紹介します。

鵞足炎を改善するための3つの治療方法

これまでお話してきたことを踏まえて、鵞足炎は正しい原因を理解して、その原因に対して適切な治療をして、再発が起きないような体作りができればきちんと改善します。

 

FMT整体では、鵞足炎に対して具体的には以下のような施術をおこなっていきます。

①3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)を柔軟にする

鵞足炎の痛みを起こしている鵞足部を引っ張っている3つの筋肉を柔軟にしていきます。硬くなっている筋肉に強い刺激を与えるとさらに筋肉が硬くなってしまいますから、筋肉を緊張させないように柔軟にしていきます。

 

②太ももの裏、ふくらはぎ、足首など体全体のつながりの筋肉も柔らかくする

鵞足炎は、鵞足部にくっついている3つの筋肉の硬さだけでなく、関係する筋肉を柔らかくしていく必要があります。なぜなら、人間の体は筋膜という膜で全身タイツのようにつながっています。特に影響を受けやすい太もも、ふくらはぎ、足首の筋肉を柔らかくすることは重要です。

 

人によって、必要な箇所の場所は違いますから、体の状態に合わせて施術を組み立てていきます。鵞足炎を根本的に良くするためには、関連する筋肉を柔らかくすることも考えていかなくてはいけません。

 

③復帰の方法やご自身でできるセルフケアを伝えます

鵞足炎の痛みが軽減されてきたら、ご自身でできるセルフケアもお伝えしていきます。セルフケアを行いながら、施術を受けることでより回復しやすくなります。

 

また、痛みがなくなったあとでもセルフケアを続けることで、再び鵞足炎になりにくい体にしていきます。練習の復帰についても、練習環境や練習メニューなどをお聞きしながら、具体的にアドバイスを行っています。

 

また、鵞足炎を根本的に改善するためには、姿勢や動作フォーム、足の向きなどの修正も必要な場合もあると思います。

 

しかし、鵞足炎になってしまった姿勢が悪い人が「良い姿勢」になろうとしても、すぐに疲れてまた背中が丸まってしまいます。また、すでに体が緊張をしている人は、リラックスしなさいと言われても、そのやり方が分からないのでリラックスできません。

 

体が硬くて関節の動きが制限されているため、よいフォームや足の向きを指導されても、それをうまく身に付けることができないのです。

 

鵞足炎になってしまうほど筋肉が硬くなっている人は、姿勢や動作を改善するよりも、まずは硬くなった筋肉を柔軟にすることが先決です。

 

すると、痛みの改善はもちろん、鵞足炎が再発しないように体を悪い姿勢にゆがませていた筋肉の柔軟性を取り戻すため、意識しなくても自然と良い姿勢になります。

 

さらに、関節の柔軟な動きを阻害していた筋肉の硬さがとれるために、競技の動きも無駄な力が入っていない、柔軟な動きができるようになります。

 

その上で、よい姿勢を心がけたり、柔軟性を保ったまま練習をしていくことで自然と体に負担のかかりにくい、その人に合ったフォームを作っていくことができるので、鵞足炎の原因を根本から改善することができます。

 

あなたの鵞足炎を治りにくくする原因

筋肉の硬さ、動き方以外にも、指導者の方、先生方の鵞足炎やスポーツ障害への理解不足が、治りを妨げている場合が少なくありません。

 

・この子はやる気がない。代わりはいくらでもいる。もっと努力しているやる気のある子にチャンスを与えよう。

・スポーツをしている限り、多少のケガはつきものだ。ガマンしながらでも練習をしないと本当に望む結果は得られない。

・下半身の筋肉が足りないからケガをするんだ。もっと筋トレや走りこみをして鍛えなさい。

 

しかし、これらは鵞足炎への理解がないために起こる全くの誤解です。

 

また本来なら一番の理解者であるはずのご両親が、

 

練習をサボりたいから言っているんじゃないか。

・根性が足りない。そんなことじゃ試合で勝てないぞ。

 

と考えておられたり、本人までもが、

 

練習を休んだらレギュラーになれない。試合に出たいからガマンして練習をしよう。

・どうせ痛いと言っても分かってくれないから黙っていよう。

 

と考えて練習をつづけてしまうと、残念ながら鵞足炎の早期回復はのぞめません。

 

そうして痛みをかばいながら練習をするうちに、痛みをかばう動作がクセになってしまうと、パフォーマンスが著しく落ちてしまうばかりか、いくら努力しても上手くなれない三流選手になってしまいます。

 

これは目先の試合に出ることばかりに意識が行ってしまう選手本人には考えが及ばないことで、本来なら周りの大人がブレーキをかけてあげる必要があります。

 

一流の指導者ほど選手を長期的な視点を持って指導しており、選手の可能性をつぶさないようにケガを治すことに専念させます。

 

幸いなことに、子どもたちの将来を一番に考えておられる心ある指導者の方々は、鵞足炎について正しく理解するために選手と一緒に付き添われてこられる場合もあります。

 

保護者の方へ
すごく心配だと思います…

突然の膝の痛み、長年の膝の痛みは、本人にとっても、お父さん、お母さんにとってもすごく心配だと思います。

 

目に見える外傷があるわけではないので、なかなか他人に痛みを理解してもらえないこともストレスになるでしょう。

 

だからこそ、鵞足炎は、早期に改善させたい。

 

痛みをがまんしつづけると、全身の筋肉が硬くなり、体がゆがんでしまうだけではなく、痛みをかばった動き方が身についてしまいます。

 

そうなってしまうと、痛みだけではなく、痛みをかばいつづけることで身についてしまった望ましくないフォームまで修正していかねばなりません。早ければ早いほうが回復までの時間もかかりません。痛いのをガマンしながら、おそるおそる生活するのは精神的にもよくありません。

 

大丈夫です。一緒に良くしていきましょう。
まずは、1人で悩んでいないで私たちに相談してください。

矢印

FMT整体で鵞足炎の治療を希望される方

ご予約の前に

せっかく来院したのに「思っていたのとは違った」となってしまっては、お互いにとって良くありませんので、ホームページや「よくある質問と回答」などにしっかりと目を通してから来院されることをオススメします。

 

よくある質問と回答」を全て読まれた上で、わからないことがあれば、相談専用の電話番号(愛知小牧本院:0568-47-0358)に相談をしてください。

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現在、たくさんの方から予約の電話をいただいているので、予約がとりづらくなっております。予約をご希望される方は、なるべく早めにお電話下さい。

 

追伸:命は生きている限りは必ず回復しようとします。 そんな不思議でかけがえのない命をご両親からいただいて生きていることに、周囲の人たちに支えられて生きていることに感謝してみてください。 きっと早くよくなります。おだいじにしてくださいね。

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