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【セラピストインタビュー】山極 理奈

一部上場企業の正社員という安定した立場を捨ててまで、FMT整体に入りたいと思った一番根っこの理由は「この人たちと一緒に働きたい」その想いだけでした。

FMT整体のHPやブログからは独自のポリシーを感じ、当たり前のようで実際はおろそかにされがちな人としての礼儀や挨拶を大事にしているところに非常に感銘を受けました。冷めた風潮の中で、恥ずかしくなるほど人間くさい組織に、実直さと温かみを感じたのです。

当時、会社ではやりがいのある仕事を任されており、はたから見たらとても恵まれた環境にいたと思います。でも、心の奥はいつもモヤモヤ。
会社から評価されることは嬉しい分、失望されることへの怖さといつも隣り合わせでした。

私にとってチームとは、一緒に協力し合う仲間ではなく優劣を競い合う対象でした。
同じ課内なのに、ときに相手を蹴落としながら業績を競い合うのです。どこか違和感をもちながらも、かといって特にどうすることもなく、いつの間にか私自身もそんな雰囲気に染まっていきました。

そんな状態だったからこそ、余計にFMT整体に惹かれたのかもしれません。

FMT整体で学びはじめた頃も、私の優劣をつけたがるクセは顕在でした。

先輩方の言葉や対応をいくら真似ても、患者さんの反応が全く違いました。とてもじゃないけれども同じようにはできない、自分には能力がないと、ものすごく落ち込みました。

しかし、「私にできてあなたにできないことは確かにある。でも逆に、あなたにできて私にできないこともある。」完璧に見えた先生からの言葉に、緊張の糸がフッとゆるんだ気がしました。

実際、FMT整体の先生方にも得意不得意はありましたが、それを覆い隠すことなく、互いに頼り頼られる関係が成り立っていました。
「なんでも上手くできてしまう人間だったら、そもそも一緒にいる必要はない」「完璧じゃないからこそ補い合えることがチームの強み」と学び、優劣にこだわっていたちっぽけな自分に気づきました。

そして、「チームっていいな」と初めて思えました。

これまで人に勝つため、自分のためにだけに成長したいと思っていました。

でも、今は自分だけでなく、家族、友人、仲間や患者さんの人生がより良くなるように、技術や人格を磨いていきたいと思えるようになりました。FMT整体はそれができるところです。

私は今でも、つい自分と誰かを比べて落ち込むこともあるし、調子に乗ることもある未熟者です。
でも、そんなところも含めて完璧でない自分だからこそできることがきっとあると思っています。一人で肩肘張って頑張り続けるより何倍も、何十倍も仲間と一緒の方が楽しいし、大きなことも成し遂げていける可能性を感じています。

 

FMT整体 山極 理奈