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Yさんの慢性疲労症候群が改善しはじめたきっかけ

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水不足

こんにちは。FMT整体の三浦です。
今日は、慢性疲労症候群(CFS)が改善しているYさんのお話をします。

 

慢性疲労症候群という名前を初めて聞いた時、
恥ずかしながら、私は“疲れがよっぽどたまっているんだな”
などという漠然としたイメージだったようなおぼえがあります。

しかし、この病の本当の辛さはそんなイメージとはかけ離れていて、
例えば、インフルエンザになった時や、熱が40℃あるだるさや辛さが、
毎日毎日、いつ終わるともしれずに続くような、とても深刻なものだったのです。

5月12日は「CFS世界啓発デー」と定められていて、
先進国ではすでに社会問題となり、日本でも患者数が激増しています。
20代から40代に多く発症し10代にも増えていると言われています。

 

この病気は、それまで元気に生活していた方が、
突然、ひどい疲労感に襲われ日常生活を送ることが困難になります。

現段階では、有効な治療法は確立されておらず、
患者さんの1/4は長期間に渡りほぼ回復がみられず、
ひどくなると生活介護も必要になる場合が多いとのことです。

インフルエンザで3日寝ているだけでもとても辛いのに
それがずっと続くかもしれない恐怖と絶望感は計り知れません。

 

Yさんは、27才の男性。
建築作業員をされていてずっと健康体でしたが、
2年前の夏に突然発症しました。

病院で何度も何度も精密検査を受けたのに診断がつかず
最終的に慢性疲労症候群と診断されました。

漢方薬などでの治療も効果はなく、
Yさんは「もう治らないかもしれない」と諦めかけていたそうです。

しかし、諦めかけていたにもかかわらず、
なぜかふと再びインターネットで調べて、
偶然FMT整体のホームページにたどり着き、
本当に最後の最後の気持ちで予約の電話をされたとのことでした。

 

来院時は、全身、特に手足が立っているだけでも辛いとのことでした。
お身体に触れると、全身の筋肉や筋膜が硬直していました。

特に体の末端、手足の方に行くに従ってカチコチになっていて、
施術をしても柔らかくなった手応えがほとんどなく
その後3回施術を受けても全く変化はありませんでした。

 

FMT整体の施術は、たとえ初回で目立った変化はなくても、
通常、3回、4回と施術を受けていくと、
何かしら改善を実感される場合がほとんどなので、

全く変化がないという今回は、もしかしたらYさんの生活の中に
改善を妨げている事由がある可能性が考えられました。

 

Yさんの生活習慣を改めてヒアリングするとともに、
何か改善のヒントがないかカルテを見ていました。

すると、“夏ぐらいに症状がひどくなる
という文字が、浮かび上がってきました。

直感的に水分不足が症状に関係しているのではないかと思った私は
Yさんにそのことを伝えました。


「そういえば、喉が乾かないので、水をあまり飲まないようになりました。」
とYさん。

 

・・・喉の渇きを感じるのは成長ホルモンが関係しているそうで、
成長期を終え、そのホルモン分泌が少なくなる20才を過ぎる頃になると、
人は徐々に喉の乾きを感じづらくなっていくそうです。

高齢の方が熱中症になりやすくなる所以かもしれません。
喉が乾く前の水分補給が望ましいと言われるのもうなずけます。


画像出典:http://ysgv.jp/waterlab/2081

人間の体は70%ほどが水分でできています。
体が正常に機能するためには、
体内の水分に依存しているということが容易に想像できると思います。
必要なものが不足していたら・・・体の機能が低下するのは道理です。


慢性疲労症候群は脳の炎症が原因とも言われています。
体は水不足などのストレスを受けると、
炎症を起こすヒスタミンなどを多く作り出すそうです。
体の中でも脳はその80%が水分でできています。
体内に水不足が起こると脳に炎症が起こりやすくなるのかもしれません。

体が1日に必要な水分量は、体重1kgにつき30mlと言われています。
ですからYさんには、まず、少なくとも毎日2ℓは水を飲むようにすることをお伝えしました。

次に、
・利尿作用・脱水作用のあるカフェイン・アルコールを含む飲み物は控えること
・体に効果的に保水させるために天然の岩塩を0.1%の割合で水と一緒に摂って欲しいこと
(水だけだと体液が一気に薄まるので、体の恒常性維持機能によって水分を排出する機能が働くことがあります)
・食塩(精製塩)はなるべく摂らないようにすること
(精製塩(塩化ナトリウム)は、体内で安定するためカリウムやマグネシウムなどのミネラルを奪う可能性が指摘されています。)

を伝えました。

 

Yさんは早速実行され、5回目の来院時には、

「前回までは調子の悪さが一定で悪い意味で安定していたのですが、塩水を飲み始めてから、悪いときはもっと悪くなったのですが、少しだけ調子が良い日も出てきました。波があるようになりました。」

と話してくれました。

・・・サビついて固まってしまった体の機能が再び動き始める時、
ヤジロベエのように、一時的な揺れ戻しが起こる場合があります。

この良くなっていく時の体調の揺らぎを好転反応というのですが、
私は、Yさんにこの反応が出ているのだと確信しました。
カチカチに硬かったYさんの筋肉が、施術で初めて柔らかくゆるんだからです。

 

6回目の施術では、

「前回の施術後、2日間はだいぶ(体が)軽かったです。(慢性疲労症候群の症状が発症してから)初めてのことだったので、とてもびっくりしています。3日目からは重くなったのですが、前回の施術前よりは軽い状態をキープしています。」

と報告してくれました。

Yさんのお身体は、体幹部分と太ももは随分柔らかくなっていましたが
肘から先、前腕と、ふくらはぎと足にはまだカチコチの硬さが見られました。

 

その2週間後、7回目の施術(塩水を飲み始めてから1ヶ月強)では、

「とてもいいです。調子がいい日が出てきました。調子が悪い日が少なくなり、調子が悪い日でも程度が軽くなってきました。」

Yさんの表情は通院当初とは全く別人のように輝いていて
筋肉や筋膜も本来のしなやかさを取り戻しつつありました。
現在もYさんは通院されています。今後の経過も報告したいと思います。

 

人間が病むのは、本来必要なものが不足しているか、間違ったもの(生活習慣)を取り入れているから
だと言います。

現代では、水以外にも化学的に作られた多くの飲み物があります。
嗜好品という側面がありますので、それらを全て頭ごなしに否定する必要はないと思いますが、
体にとって必要なものと不要なものは何か?
生物である人間にとって自然な生き方とそうでない生き方とは何か?
を一度考えてみるのは有益だと思います。

自らの苦しみや、先進国が抱える医療費の増加という悩みを解決するのは、
案外、昔から最も私達の身近にあるものなのかもしれません。

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三浦 博(みうら ひろし)
横浜センター南院担当。福島県出身 3人の子の父。足底筋膜炎でFMT整体に通った元患者。まさか自分が通っていた院で施術をするとは思ってもみませんでした。治らないと諦めかけていた時に救ってもらったこの場所で今度は私が皆さんに“治る可能性”をお伝えしていく番です。

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