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高校生のTくんから職業インタビューを受けた時のこと。

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ちょうど去年の今頃のことです。

オスグットで通っていた高校生のTくんから、施術終わりに「お願いしたいことがあるのですが」と。

聞くと、夏休みの課題ということで、
働く大人を対象にした職業インタビューを受けて欲しいとのことでした。

「本当に私でいいの?」

思わずそう聞いてしまいました。

すると、Tくんは「はい」と即答。

それならばぜひ!と、喜んで受けさせていただきました。

 

ドキドキのインタビュー

 

「あなたの職業はなんですか?」

「今の仕事は何年やっていますか?」

「どうしてこの仕事を選んだのですか?」

「仕事の中で、好きなことはなんですか?」

「逆に、難しいと思うことはなんですか?」

 

こんな風にインタビューを受けるなんて初めてだったので、ワクワクドキドキでした!

私のドキドキもさることながら、
当時、高校1年生だったTくんは、もっとドキドキしたんじゃないかと思います。

 

私が1つの質問に対して答えている間、Tくんは頑張ってメモを取り、また次の質問をして・・・

初めてで慣れない中でも、一生懸命に段取りしようとしていることが伝わってきて、
少しでもTくんの将来のためになったらいいなと思って、私も言葉にどんどん熱がこもっていきました。

 

目の前のTくんと高校生だった頃の自分を重ね合わせて

インタビューの最後の質問で、

「高校生に向けてメッセージをお願いします」

と聞かれた時、私自身が高校生だった頃を思い出しました。

 

当時の私は、将来の夢を聞かれても、はっきりと答えることができませんでした。

親や先生からも、夢を持ちなさい、早くなりたいものを決めなさいと言われていたので、
このまま夢が見つけられずに大人になってしまったら、私の将来はどうなってしまうんだろう・・・?
と漠然とした不安がありました。

 

食べたことのない料理を「好き」と言えないのと同じで、経験したことのない職業に「なりたい」とは言えないのも、
無理もないことだったと気づいたのは大人になってからです。

実際、私は社会人になって4年目(25歳の時)にして初めて、
人生で「やりたい!」と思えたのが今のセラピストの仕事です。

だから、将来像が見えなくて悩んでいた高校生だった頃の自分とTくんを照らし合わせて、
あの頃の自分が言われたかったであろうことを伝えました。

 

・「将来は〇〇になりたい!」と思えるものがなくても決して焦らなくてもいいこと。
・高校生だったら、学校の勉強を頑張ること。部活を一生懸命やること。
・今、目の前にあることを頑張っていると、点と点が線で結ばれる時が必ず来ること。

 

もしTくんにはすでに将来の夢があるのであれば、ぜひ思う道を進んでほしいです。

でも、もしも何か漠然とした不安があるならば、心配いらないよ!
というメッセージを込めてお伝えしました。

 

子どもたちは、大人の内面を映す鏡?

自分が高校生だった頃、周りにいた大人といえば、親と学校と塾の先生くらいでした。

もしTくんもそうならば、私はTくんにとっては数少ない大人のひとり?
ってことは、責任重大じゃないか・・・?と気づきました。

 

私とTくんは、年齢が10歳近く離れています。

私が高校生だった頃は、1〜2歳上の先輩すら、とても大人びているように見えたので、
10歳年上なんて一体どうなってしまうんだ!と、想像できないほどスゴイ生き物だと思っていました。

でも、実際にその年齢になってみても、そこまで精神は変わらないものです。

今でも恥ずかしい失敗もするし、泣きたくなることもあるし、自分はダメだなあと落ち込むことも沢山あります。
(立ち直りの早さだけは、高校生の時と比べて雲泥の差です!笑)

 

でも、Tくんの目には、私は「一人前の大人」のひとりとして映っているんだなあ、と思います。

だから、私の言葉遣いや立ち振る舞いは、Tくんにとっては大人がすることとして多かれ少なかれ影響すると思います。

まだ社会に出る前の準備段階にいる、Tくんのような子たちが「仕事って楽しそう!」と思うか、
それとも「仕事ってつまらなそう」と思うかは、私たち「大人」のあり方にかかっているんだな〜と身が引き締まりました。

 

今回の職業インタビューを受けて、私もそんなことをじっくり考えさせられました。

と同時に、仕事は楽しいものだよ!だと伝えていきたいと強く思いました。

 

インタビューを受けて一番印象的だったこと

実は、このインタビューは急にお願いされたわけではありません。

当時、週に1回のペースで通っていたTくん。
実際のインタビュー日からさかのぼること1週間前、「来週の施術の後にお願いします。」と事前に依頼されていました。

 

きっとTくんは、患者さんの施術が終わると、すぐに次の方をお呼びする私たちの様子を考慮し、
急に頼んでも時間がないかもしれないことを見越して、先回りして打診してくれたのだと思います。

そのおかげで、インタビュー当日はTくんをその日最後の予約にできたので、
ゆっくり対応することができました。

 

まだ高校1年生のTくん。

こちらの都合を考えて打診してくれた、その交渉力にただただ「スゴイなあ」と感心してしまいました。
そして、きっと緊張しながらも頑張ってインタビューをする一生懸命さが、とっても印象的でした。

 

Tくんからしたら、親や先生以外に接する大人が少ない中、
たまたま整体でTくんの担当になった私がインタビューにはちょうどよかったのかもしれません。

それでも、私を対象に選んでくれたことは、とっても嬉しかったです。

 

おかげさまで、自分が人の目にどう映っているのか?を、今一度考える機会をもらいました。

Tくんのように将来がとっても楽しみな若い人たちに、
私自身を通して仕事の楽しさをもっと伝えていけたらいいなと気づかされました。

1年経った今でも忘れない大事な出来事です。

 

Tくん、ありがとう!☆彡

 

・・・追伸・・・

Tくん、その後調子はいかがでしょうか?
太陽の下、日に焼けながらサッカーをしている姿が目に浮かぶようです。
今頑張っていることは、必ず将来に何かの形でつながるよ!
楽しむことを一番に忘れないでね(^ ^)

 

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山極 理奈(やまぎわ りな)
東京大崎院担当。普通の会社員から施術家へ。きっかけは長年付き合った足底筋膜炎。来院した私の目に飛び込んできたのは、学生へ向けた「必ず挨拶をすること」のルール。言葉に込められた厳しさと優しさに感動しました。家族のようなこの場所で、人と人とのご縁を大切に繋いでいきます。

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