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オーストラリアからの一時帰国中に通院した手根管症候群の患者さん

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こんにちは。FMT整体の山極です。

オーストラリア在住のTさんがFMT整体に来院したのは、
年末年始をはさむ約1ヶ月の一時帰国中のことでした。

約1年半前から両手に痛みとしびれがあらわれ、
ホームドクターからは「手根管症候群」と診断を受け、
手術は必要ないと言われレーザー治療をしていました。

しかし、症状が変わる気配は一向になく。

今度は紹介状を書いてもらい専門医に診てもらったところ、
あっさり手術をすすめられたそうです。

「自分の症状についてよく理解できていないのに、
手術するなんて考えられなくて、どうしていいかわかりませんでした」

Tさんは最初、今回の一時帰国中に
日本の病院でも改めて診てもらうつもりだったそうですが、
ネットで同じく手根管症候群の方の治療経験談を見ていくうちに、
オーストラリアでの状況と変わらないと思いました。

「ここなら自分の症状についてちゃんと教えてくれそうだと思ったので」
と、FMT整体に来たことをお話してくれました。

 

初回の施術の際、なぜ手根管症候群が起きるのか?と、
手術を考える前にやれることはまだ十分あるというFMT整体の考えをお伝えしたところ、
安堵されたのか、少しTさんの目は赤くなっていました。

通常は1週間に1度ほどのペースのところ、
Tさんは滞在期間が約1ヶ月と限られていたため、
週に2回のペースで診ていくことに。

1回目と2回目の施術後、ダルさが出たのと、
一時的に痛みが強くなった()そうですが、
症状そのものは特に変わりませんでした。

(※施術によって体の感覚が正常になることで、
それまで気づかなかった痛みや違和感を感じやすくなることがあります。)

3回目の施術の後で、
「なんとなくしびれが弱まった気がします」
と少しずつ兆候が出てきたTさん。

4〜5回目になると、「明け方のしびれがおさまってきました。」
「意識しなくて済む時間が増えてきました」
と、明らかに変化を実感できるように。

 

来院される手根管症候群の患者さんの多くに、
首や肩、腕、手首などの筋肉に硬さがみられます。

首から指までつながる筋肉のどこかが硬いと、
中を通る神経や血管が圧迫され、
痛みやしびれが出ている可能性が高いとFMT整体では考えています。

Tさんも、首から手首まで全体的に硬さがありました。
特に肩甲骨と前腕はガチガチでした。

しかし、肩甲骨をしっかり動かすセルフケアと
前腕の硬さを柔らかくしていくセルフケアも同時に取り組んだことで、
改善のスピードが早まってきたようでした。

体に触れると柔軟性が出てきており、
お伝えしたセルフケアをしっかり行ったことがわかりました。

Tさんは、「日本にいる時間が限られているので、
いる間に少しでもよくしたい思って」とのことでした。

 

6〜7回目には、しびれは着実に落ち着いて来ているが、
代わりに、今までになかった痛みが両方の親指にあらわれました。

親指を曲げると走る痛みにTさんは最初困惑していた様子でしたが、
筋肉が柔らかくなって可動域が広がり、
ずっと固まっていた筋肉が久しぶりに動かされたことで
筋肉痛に近い状態が起きている可能性を伝えると、

Tさんは、あっと何か気づかれたような様子で、
「確かに、これまで痛みとしびれが強くなるのが怖くて恐る恐る使っていたんですけど、
前より意識しなくなったせいか、ここ何日かはついつい普通に使ってしまっていました。
でも、これって体が良くなってきて証拠だと思うので、無理せず気をつけます。」
と、嬉しそうにおっしゃっていました。

引き続きセルフケアを一生懸命続け、
痛みやしびれがなくてもなるべく手を安静に過ごしたところ、
8回目には親指の痛みはほぼ薄らぎ、

当初の主訴だった朝起きた時に手のしびれも
前回から今回までの来院の間、一度も出なかったそうです。

実質的にはこの日が最後の日になったTさんは、

「まだ完全に症状がなくなったわけではないですが、
オーストラリアに持ち帰れるものをたくさんいただいて、心強いです。
このまま自分でケアを続けて頑張って直します!」

と笑顔でおっしゃっていました。

特に、手術をしなくても治る可能性があることを
感じられたことは一番大きかったようです。

 

自分の体のことを人任せにせずちゃんと理解しようとして動いたこと、
また、不安もきっとゼロではなかったでしょうが、
お伝えしたアドバイスを素直に聞き、一生懸命おこなった姿勢そのものが
限られた時間の中で、Tさんをここまで回復させたのではないかと感じます。

オーストラリアに戻ってからも頑張るTさんを応援しています。

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山極 理奈(やまぎわ りな)
東京大崎院担当。普通の会社員から施術家へ。きっかけは長年付き合った足底筋膜炎。来院した私の目に飛び込んできたのは、学生へ向けた「必ず挨拶をすること」のルール。言葉に込められた厳しさと優しさに感動しました。家族のようなこの場所で、人と人とのご縁を大切に繋いでいきます。
山極 理奈(やまぎわ りな)

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