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母が脊柱管狭窄症になって

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こんにちは。FMT整体の三浦です。

私には、福島県の自宅に今年76歳になった母がいるのですが、
その母が突然、足腰に痛みが出て歩くのが困難になってしまいました。
整形外科でMRIを撮ったところ、脊柱管狭窄症と診断されたとのこと。

 

帰宅して、母の身体に触れると、
腰からお尻、太ももにかけての筋肉がとても硬くなっていました。

脊柱管狭窄症は、背骨にある神経の通路が狭くなり、
神経を圧迫して足腰に痛みや痺れを起こすことが原因だと一般的には言われますが、

FMT整体では、神経の周囲の筋肉が硬くなることで、その神経を圧迫し、
痛みや痺れなどの症状を引き起こすことが原因である場合が多いと考えています。

 

母に話しを聞くと、この夏の酷暑のため、
日課だった散歩をせず、ずっと家でテレビを見ていたら、
腰が固まってきた気がするとのこと。

筋肉は同じ姿勢をずっととりつづけると硬くなるので
確かにそれが引き金になったのかもしれません。

全身を施術で緩めると、「随分楽になった」ということでした。

母には、筋肉を柔らかくするための日常生活での注意事項と
今後一時的に痛みが強くなる場合があるけれども
”好転反応”と言って良くなっていくときの反応だから心配しないように
ということを伝え、初回の施術を終えました。

 

翌週、帰宅すると、母の状態は
家の中を歩くのもやっとという感じで、
寝返りを打つにも苦痛で顔を歪めていました。

「スーパーまで歩いて買い物に行ったら、帰宅後に痛みが強くなった。」とのこと。
前回の施術後。症状が軽くなったので、少し歩いた方が良いと思ったようです。

気持ちは良く分かります。
しかし、現状を風邪をひいた場合に例えると
40度だった高熱が、38度まで下がったようなもので、
ぶり返さないようにするためには、平熱になるまでは無理は禁物だと伝えました。

 

そしてその翌週、母から思いもかけない言葉が。
「(好転反応が)あんまり痛いので、妹の勧めで近所の治療院で治療を受けたら
その翌日から痛みが軽くなった。」ということでした。

他の療法などいろいろ同時に行うと、施術の効果を打ち消しあうことがあるし
何が効いて何が効いていないのか分からなくなるので
他の治療などは受けないようにと伝えてはいたのですが
痛いのは不安だし、辛かったのでしょう。母の気持ちは良くわかります。

正直、私は、母が私が伝えたこととは違う行動をしたことで少し複雑な心境でしたが
家族の痛みが軽くなり喜んでいる姿を見るのは、何より嬉しいものだと体感したことが
施術家として、大きな学びになりました。

 

ただ、一抹の不安はあったことも事実です。母は、
「炎症が起きているから冷やせと言われて冷やしている。」
ということでした。

確かに、酷すぎる場合は一時的に炎症を抑えたほうが良い場合もあるのですが
本来、炎症は体を治すために起きている反応ですので、
FMT整体では、痛いところを冷やすことはおすすめしていません

冷やすと一時的に神経が麻痺して、痛みが改善したように感じる場合があるのですが
筋肉が硬くなってしまうため根本的な解決にはならず、痛みがぶり返してしまうことが多いのです。

・・・母の痛みの改善が一時的なものでなければ良いのですが。

 

翌日、母の腰は再び痛くなったようで寝返りが辛そうでした。
ベッドの上に横たわる母の背中や腰を優しく施術すると

「膝まで血が通っていく。暖かくなってきた。」
「今度は右の足先まで暖かくなってきた。」
「両足の先まで血が通った。」
ということを、その都度伝えてくれました。

これは、施術をするとよくある望ましい反応で、
今まで硬くなった筋肉で圧迫されていた血管が緩み
血流が良くなったことで起こった反応だと考えています。
筋肉が緩めば、圧迫されていた神経も解放され根本的に改善して行きます。

そのとおり、施術後は、寝返りや足どりも軽くなり、
起き上がって、家の中から孫が部活に出かけて行くのを
嬉しそうに手を振って見送っていました。

 

母は、その翌日も近所の治療院に予約が入っているとのこと。
私は、このまま平行して治療を受け続けるとなかなか治らないかもしれないから、
行くのをやめたほうがいいのではないかということを伝えました。

母は、私が言っていることを頭では理解したようでしたが、
一度、近所の治療院の施術で痛みが改善しているので、
本心では迷いがあるようでした。

施術の効果を最大限に発揮させるためには、
母の納得≒私と母との信頼関係が何より大切です。
また、私も、予断をできるだけ排除したい思いもあります。

母には、平行して施術を受けることで、
今後起こり得るであろうことの可能性を伝えました。
その上で、まずは、母が気が済むようにやってもらおうと思いました。

 

これは、血縁の有る無しに関わらないのですが、
その時の患者さんの状況や気持ちによって、
伝えるべき内容や、アドバイスは変わってきます。
ただ、その内容は、いずれの場合であっても
現状からゴールまでの最短距離を繋ぐものでなければなりません。

今回、甘えあってしまうであろう親子が、患者と施術家という関係になったことで、
実の母から全幅の信頼を得ることは、思いのほか難しいことを実感
急がば回れとは、こんな時にも使う言葉なのかなと思いました。

そして
一緒に体を治していくために大切なことは、患者さんとの信頼関係
なのだということを
いち施術家として改めて気づかせてもらった、とても貴重な出来事となりました。

今後も、状況をお伝えしてまいります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

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三浦 博(みうら ひろし)
横浜センター南院担当。福島県出身 3人の子の父。足底筋膜炎でFMT整体に通った元患者。まさか自分が通っていた院で施術をするとは思ってもみませんでした。治らないと諦めかけていた時に救ってもらったこの場所で今度は私が皆さんに“治る可能性”をお伝えしていく番です。

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