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脳は忘れていても、体は覚えている。

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こんにちは。FMT整体の山極です。

FMT整体では、施術を受けた患者さんに
必ずお伝えしていることがあります。

それは、痛みが出るとわかっている動作は極力避けることです。

長野院に通われている坐骨神経痛のOさん(男性・50代)は、
そのことをしっかり守ったおかげで、
当初、歩くのも座っているのも辛かった症状が随分改善しました。

今では、何十年も抱えてきた痛みをしっかり治すため、
月に1回のペースでメンテナンスも兼ねて来院しています。

今までは、痛みが軽くなると「ちょっとくらい大丈夫だろう」と
すぐに動いてしまって痛みを何度もぶり返してきたというOさんですが、

頭では「大丈夫」だと思っても、体は「また痛いことをされる」と判断して、
筋肉が緊張してしまう可能性があることを伝えると、
とても納得され、実行されていました。

 

というのも、Oさんには思いあたる体験が。

Oさんは過去に大きな事故に巻き込まれたことがあります。

横断歩道を渡っていたところに車が突っ込んできたそうです。
そこからはもう全く記憶がなく、気づいた時には病院のベッドでした。

ものすごい大怪我を負ったOさん。

死んでもおかしくないくらいの現場だったと言いますが、
本人としては事故の記憶がないために、
周囲の心配をよそに意外にあっけらかんとしていたようです。

治療とリハビリの末、無事に退院を迎えた日のこと。

病院の敷地からすぐ出たところにある
横断歩道で信号待ちをしていました。

歩行者信号が赤から青に変わり、横断歩道を渡ろうとしたOさん。

ところが、

「あれっ??」

足を出そうとするのに、いっこうに前に出ない。

隣にいた人たちは先にスタスタ歩いていってしまうのに、
Oさんは足が地面に張り付いたように動かなかったのです。

足だけ金縛りにあったような感覚で、
グッと力を込めて何とか一歩目を出したらそのあとは普通に歩けたと言います。

事故の記憶がないOさんには、その場所が「怖い」という意識は全くなくても、
体は「横断歩道で痛い目にあった」ことをしっかり覚えていて、
その時と近い状況に出くわし、緊張して固まってしまったのではないかと思います。

「あれは本当に不思議だったけど、今思えばそういうことだったんですね〜。
体って、覚えているものなんですね。」

とOさんはおっしゃっていました。

体は私たちの命を守るために、
危険を察知して頭よりもずっと早く動くようにできています。

たとえば手をやけどしそうになった時などには、
何かを考える間も無く条件反射で手を引っ込めるのも同じことですね。

痛みが強い方ほど、体は痛めた時と同じ動作や近しい状況を警戒するあまり、
筋肉を緊張させ、治りを遅くしてしまう可能性があります。

実際、痛みがなくなりかけの段階で、「ちょっとだけ・・」と
運動を再開してしまってぶり返す方も多いです。

今、痛みや違和感がある方は、このOさんの体験を参考に、
頭ではなく体の感覚に目を向けてみてくださいね。

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山極 理奈(やまぎわ りな)
長野善光寺平院・横浜センター南院担当。普通の会社員から施術家へ。きっかけは長年付き合った足底筋膜炎。来院した私の目に飛び込んできたのは、学生へ向けた「必ず挨拶をすること」のルール。言葉に込められた厳しさと優しさに感動しました。家族のようなこの場所で、人と人とのご縁を大切に繋いでいきます。

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